カマグラPOLO

効果・効能

カマグラPOLO（カマグラポロ）は世界的な知名度を誇るバイアグラのジェネリック医薬品です。
数あるバイアグラ・ジェネリックの中でも有名なカマグラシリーズの1つであり、飴のように舐めて服用するトローチ錠という特徴があります。

バイアグラ・ジェネリックであるため有効成分にはバイアグラと同様のシルデナフィルを配合。
勃たない・硬さが足りない・途中で萎えるといった症状のEDを改善します。

EDにはさまざまな原因があるものの、血流の悪さによるものがほとんどです。
男性器には海綿体というスポンジ状の組織があり、性的興奮や刺激によって血管が広がり血液量が増えることで、海綿体が男性器へと流れ込んできた血液を吸収します。
すると質量が増して勃起するのです。
しかし、EDの人は血管の拡張がうまくいかずに血液量が増えないため、海綿体が十分に膨張せず勃起ができなくなってしまいます。

シルデナフィルには血管を広げて血液量を増やす働きがあります。
そのためカマグラPOLOを服用すると海綿体へと十分な血液量が流れ込み、勃起が可能となうのです。

第三者機関による成分鑑定書

カマグラポロ鑑定書

用法・用量

カマグラPOLOはトローチ状になっており、舐めて服用します。
服用後30分～1時間ほどで効果が現れはじめ、４～6時間ほど持続します。

はじめてカマグラPOLOを服用するという人は錠剤をはさみやピルカッターなどで半分にカットし、半錠の50mgを服用してください。
効果や副作用の有無によって服用量を増減します。

次の服用まで24時間以上の間隔を開けなければなりません。
1度服用したら効果が感じられないからといって再度服用してはいけません。
1／2錠でも1／4錠でも1錠とカウントします。
増量したい場合は次回の服用時に行いましょう。

空腹時に服用しましょう

カマグラPOLOの有効成分であるシルデナフィルは食事の影響を受けやすくなっています。
食事をすると胃に粘膜が張ってしまいシルデナフィルの吸収率が低下し、効果が得られにくくなってしまうのです。
そのため服用は空腹時がベスト。

食事を楽しみたい場合は、食事の30分前までに服用して成分を吸収させるか、食後2時間待ち空腹状態になってから服用しましょう。

副作用

カマグラPOLOの副作用は、血管拡張作用によるものがほとんどです。
発現率が高い頭痛や鼻づまりは症状に対応する市販薬を服用することで症状を軽減できます。

副作用は効果の出始めと同時に現れて徐々に軽くなっていき、効果が切れるころには治まっている場合がほとんどです。
症状は基本的に軽めですが、重症化・長期化する場合は服用を中止して病院で診てもらいましょう。

気をつけるべき副作用

副作用の中には稀に見られる症状があります。
視覚障害、持続勃起症、血圧の変化、呼吸困難など

特に気をつけたい副作用は視覚障害と持続勃起症です。

視覚障害では視界が青色の眼鏡をかけているようになり、青と緑の区別がつかないといった症状がでます。
特に著しい視力の低下には注意が必要です。
失明する可能性のある非動脈炎性前部虚血性視神経症（NAION）のリスクがあります。

持続勃起症は4時間以上痛みのある勃起が続く症状です。
勃起に関係する海綿体内にある動脈が破綻した状態であり、放置しておくと男性器が壊死してしまう可能性があります。

身体に異変を感じたらただちに病院を受診してください。

禁忌・注意

次に該当する人はカマグラPOLOを服用してはいけません。

• 本剤または有効成分にアレルギーのある人
• 心血管系障害を持っているなど性行為が不適当とされている人
• 重度の肝機能障害のある人
• 低血圧または高血圧の人
• 6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血または心筋梗塞を起こした人
• 網膜色素変性症の人
• 女性

使用上の注意

次の医薬品を服用している人はカマグラPOLOとの併用に注意を払わなければなりません。

• チトクロームP450 3A4阻害薬
• チトクロームP450 3A4誘導薬
• 降圧剤
• α遮断剤
• カルペリチド

ほかに服用している医薬品があり不安な人は、併用前に医師に確認しておきましょう。

次に該当する人がカマグラPOLOを服用する場合は、医師に相談を行ってください。

• 高齢者（65歳以上）
• 未成年者
• 陰茎に血管がある人
• 鎌状赤血球性貧血の人
• 多発性骨髄腫の人
• 白血病の人
• 出血性疾患または消化性潰瘍の人
• 肝障害の人（脂肪肝など）

参考サイト

• KEGGデータベース「バイアグラ」
• フリー百科事典 ウィキペディア「シルデナフィル」