シラグラ

効果・効能

シラグラはインドの大手製薬メーカーによって開発されました。
世界的に有名なバイアグラと同一成分を含むジェネリックであり、EDの症状に有効です。
有効成分シルデナフィルはPDE5（ホスホジエステラーゼ5）阻害薬に分類されます。

PDE5とは、血管拡張作用を持つサイクリックGMP（環状グアノシン一リン酸）を分解する酵素です。
勃起するためには陰茎に多くの血液が流入する必要がありますが、PDE5が活性化すると血流量が増えず、勃たない・硬さがないといった症状が起こります。

シルデナフィルの働きでサイクリックGMPが正常に作用すると、血管が広がって陰茎に血液が流れ込み、自然な勃起が可能になります。
シラグラは勃起力の向上や勃起の維持に役立つため、EDの症状に悩む男性に最適です。

ED治療にかかる費用を抑えられます

日本国内にはED外来のある病院が多く、内科や泌尿器科などでもED治療薬を処方してもらえます。
しかしEDの治療には保険が適用されないため、バイアグラ50mgだと1錠あたり1,300～1,600円と高額です。

シラグラであれば100mg1錠が497円。
バイアグラ50mgのおよそ3分の1で購入可能です。

またシラグラ1錠を半分にカットすれば、50mgとして服用できます。
ED治療にかかる費用の軽減に役立ちます。

第三者機関による成分鑑定書

シラグラ鑑定書

用法・用量

シラグラは効果が現れるまでに30分～1時間ほどかかります。
性行為の1時間前には服用するようにしましょう。
また食事の影響で効果が半減するため、必ず空腹時に服用してください。

1日の最大用量はシルデナフィルとして100mgまでです。
続けて服用する場合は24時間以上の間隔を空けてください。

アルコールとの併用には注意が必要です

シラグラとアルコールを併用すると有効成分の作用を妨げられ、十分な効果が得られない可能性があります。
またアルコールにもシラグラ同様に血管拡張作用があるため、相乗効果によって副作用が大きくなってしまう恐れも。

シラグラを服用する際にはアルコールの摂取を避けましょう。

参照

シラグラの効果・効能、用法・用量について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「バイアグラ」

副作用

シラグラを服用すると体中の血管が広がり、血圧低下やほてりといった副作用が出ることがあります。
いずれも時間が経てば緩和される一過性の症状です。

まれな副作用として持続勃起症（プリアピズム）や視覚異常が報告されています。
4時間以上勃起が治まらない、視界が青みがかっているなど、特異な症状があった場合はすぐに医療機関を受診してください。

禁忌・注意

シラグラと飲み合わせの悪い医薬品を併用すると、副作用が増強される恐れがあります。
また以下に当てはまる人はシラグラを服用してはいけません。

• シルデナフィルに対してアレルギーの既往歴がある
• 6ヶ月以内に脳梗塞または脳出血、心筋梗塞の既往歴がある
• 網膜色素変性症である
• 低血圧または未治療の高血圧である
• 重度の肝障害がある
• 心血管系障害などで性行為が不適当である

使用上の注意

以下に該当する人はシラグラの服用に注意が必要です。
事前に必ず医師に相談してください。

• シルデナフィル以外のED治療薬を服用している
• 鎌状赤血球貧血／多発性骨髄腫／白血病である
• 出血性疾患や消化性潰瘍がある
• 重度の腎障害がある
• 肝障害がある
• α遮断剤を投与中である
• カルペリチドを投与中である
• 65歳以上の高齢者

参照

シラグラの副作用、禁忌・注意について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「シルデナフィル」

参考サイト

シラグラの詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「シルデナフィル」