スハグラ

効果・効能

スハグラは有効成分シルデナフィルが配合されたバイアグラ・ジェネリックです。

シルデナフィルはPDE5（ホスホジエステラーゼ5）という酵素を阻害します。
神経伝達物質であるcGMP（環状グアノシン一リン酸）の働きを助け、血管拡張作用によって自然な勃起をサポート。
勃たない・中折れするといったEDの症状を一時的に改善できる治療薬です。

先発薬であるバイアグラは世界で一番目に登場したED治療薬であり、多くの男性に飲まれてきた実績があります。
同じ有効成分であるスハグラも力強い勃起力を備えており、なおかつ1錠あたり392円～とリーズナブルです。

100mg錠を半分にカットして50mg錠として服用可能です

スハグラには50mgと100mgがあります。
世界的に見て体格が小さめな日本人であれば、50mgでも十分な効果が期待できます。

初めて服用する際は25～50mgから服用するようにしましょう。
100mg錠を半分にカットすれば50mgとして服用できます。
その場合は半錠を1回分として服用してください。

用法・用量

スハグラは服用してから効果が出るまでに30分～1時間程かかります。
性行為の1時間前に服用するとスムーズに効き始めます。

食事の影響を受けやすいため、空腹時に服用してください。
食事を挟む場合は1時間前、または3時間後に服用する必要があります。

最大用量は1日1回、シルデナフィルとして100mgまでです。
連続で服用する場合は24時間空けてください。

アルコールとの併用は避けましょう

アルコールの血中濃度が高くなると有効成分の妨げになり、勃起力を実感できない可能性があります。

またアルコールには血管拡張作用があり、スハグラとの相乗効果によって急激な血圧低下を招く恐れも。
酔いが回りやすくなる要因にもなるため、スハグラを服用する場合は飲酒を避けるようにしましょう。

参照

効果・効能、用法・用量について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「バイアグラ」

副作用

スハグラの副作用として多いのは、頭痛や鼻詰まり、動悸などです。
いずれもシルデナフィルの血管拡張作用によってもたらされる症状で、効果と同じく時間の経過と共に消えていきます。

また稀な副作用として持続勃起症（プリアピズム）が報告されています。
痛みを伴う勃起が4時間続いた場合、陰茎周辺の神経や海綿体組織が損傷を受ける恐れがあるため、すぐに医療機関を受診してください。

禁忌・注意

塩酸アミオダロン製剤や硝酸剤、リオシグアト、sGC刺激剤とスハグラを服用すると、著しい血圧低下を招く恐れがあり大変危険です。
降圧剤または抗不整脈薬を服用中の人は必ず事前に医師に相談してください。

また以下に該当する人はスハグラを服用できません。

• シルデナフィルに過敏症（アレルギー）の既往歴がある
• 心血管系の機能障害があり性行為による負担が懸念される
• 低血圧または高血圧
• 重篤な肝障害がある
• 6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の既往歴がある
• 網膜色素変性症、狭心症、原発性肺高血圧症がある

使用上の注意

以下に該当する人はスハグラの服用に注意が必要です。

• 陰茎に欠陥がある（屈曲など）
• 鎌状赤血球性貧血、肝障害、白血病、出血性疾患などがある
• リトナビル、エリスロマイシンなどの併用注意薬を服用している
• 未成年、65歳以上の高齢者

参考サイト

• KEGGデータベース「シルデナフィル」