シルビトラ

効果・効能

シルビトラは、バイアグラの有効成分・シルデナフィルとレビトラの有効成分・バルデナフィルの2種類を有効成分に配合したED治療薬です。
1錠あたりシルデナフィルが100mg、バルデナフィルが20mgの合計120mg配合されているため、EDが進行した人や肥満体型の人でも効果が得られます。
それぞれの長所を持っており、バイアグラのような勃起力とレビトラと同等の即効性が自慢です。
服用後は、早くて15分ほどで効き目を実感でき、効果は最大5～10時間ほど持続します。

勃起は興奮によって血管が広がり、血流が増えることで男性器への血のめぐりがよくなって起こります。
しかしEDの場合は血管の広がりが十分ではなく、勃起に必要な血液が男性器へと届きません。
シルビトラは血管の拡張を助ける作用があり、広がった血管により血流が増えて勃起が可能となるのです。

ED改善率は92.1％です

シルビトラによる勃起不全の改善はおおいに期待できます。
医薬品の承認後に行われる有用性・安全性の審査（再審査）において、シルデナフィル50mgは89.9％、バルデナフィル20mgは92.1％のEDの改善が確認されています。
効果には個人差があるものの、高い有効率を持つシルデナフィルとバルデナフィルを有効成分に配合しているシルビトラも、相応の有効性を持っているのです。

用法・用量

服用は水またはぬるま湯で行ってください。
食事の影響を受けるため、空腹時での服用がオススメです。
空腹時に服用すると服用後最短15分ほど効き目が見られます。
食後に服用する場合は、服用のタイミングや食事の内容によって効果の発現は服用後30分 ～1時間ほどかかります。

シルビトラは1日1回1錠までの服用と定められており、連続して服用する場合は24時間以上の間隔をあけてください。
1錠あたりの内容量はシルデナフィル100mg、バルデナフィル20mgとそれぞれ最大量が配合されています。
初めてシルビトラを服用する場合は、ピルカッターで半分または4分の1にカットして服用してください。

参照

効果・効能、用法・用量について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「バイアグラ」
• KEGGデータベース「レビトラ」

副作用

シルビトラはシルデナフィルやバルデナフィルの作用によってほてりや潮紅、動悸、頭痛といった副作用が見られやすくなっています。
しかし症状は軽度である場合が多く、効果の減少とともに治まっていきます。

またごく稀に痛みを伴う勃起が現れることも。
持続勃起症の疑いがあり放置しておくと男性器が壊死してしまう可能性があるため、4時間以上痛みのある勃起が続くようであればただちに泌尿器科を受診してください。

禁忌・注意

• 本剤の成分に過敏症のある人
• 性行為が不適当と考えられる人
• 6ヵ月以内に脳梗塞または脳出血、心筋梗塞に既往歴がある人
• 重度の肝機能障害のある人
• 血液透析が必要な腎障害の人
• 低血圧または高血圧の人
• 不安定狭心症のある人
• 網膜色素変性症の人

上記の項目にあてはまる人は症状を悪化させたり他の疾患を引き起こしたりする可能性があるため、シルビトラを服用できません。

次の医薬品とシルビトラの併用は血圧の急激な低下や血中濃度の増加などを引き起こす恐れがあります。けっして併用をしてはいけません。

• 硝酸剤
• NO供与剤
• 抗不整脈薬
• CYP3A4阻害薬
• アミオダロン塩酸塩
• sGC刺激剤

ほかにも治療中の疾患や服用中の医薬品がある人は、シルビトラを服用する前に必ずかかりつけ医に相談してください。

参照

副作用、禁忌・注意について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「シルデナフィル」
• KEGGデータベース「バルデナフィル」

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「シルデナフィル」
• フリー百科事典 ウィキペディア「バルデナフィル」