タダライズ

効果・効能

タダライズはタダラフィルを有効成分に持っているシアリス・ジェネリックです。

通常は性的興奮・刺激を受けると血管が広がり流れる血液の量が増えます。
男性器へと通常より多い血液が流れ込むと、海綿体という組織がスポンジのように血液を吸収して硬く膨らみます。これが勃起です。
しかしEDの場合は血管の拡張が上手くいかず、勃起に必要な血液量が男性器へと流れません。 海綿体が吸いこむ血液の量が減るため男性器は硬くならないのです。

タダライズを服用すると血管の広がりをサポートし、血液量の増加を促します。
結果、海綿体へと十分な血液が流れて勃起が可能になるのです。

有効成分・タダラフィルの臨床試験においては、10mgで81.1％、20mgで82.1％の改善率が確認されています。
10人中8人が効き目を実感できるためEDに悩める多くの男性からの支持を受け、先発薬のシアリスは世界シェア率NO.1となりました。
タダライズはそんなシアリスのジェネリックであるため、シアリスと同じ効果をより低価格で手に入れらます。

最長36時間の効果が得られます

タダライズの特徴としてあげられる持続性。
24～36時間と長時間の効果が得られるため、お泊りや旅行といったシチュエーションで重宝されています。

たった1錠で週末の性生活をより良くしてくれるため、海外ではウィークエンドピルと呼ばれるほど。
効き目が続いている間は性的刺激や興奮があれば何度も勃起できるため、金曜日の夜に服用すれば日曜日の朝まで性行為が楽しめます。

用法・用量

10mgでは効果が感じられないという人は、副作用が軽度以下の場合のみ20mgまでの増量が可能となります。
効果や副作用が強いという場合は5mgに減量しましょう。
肝障害や腎障害の人は5mgから服用を開始し、最大10mgまでの増量が可能。

1日の投与は1回のみとし、次を服用するまでは24時間以上の間隔をあけるようにしてください。
効果は最長で36時間持続しますが、効果が残っていても24時間以上経過していれば再度服用できます。

食事の影響を受けにくい治療薬です

800kcalの食事とは、ネギトロ丼（786kcal）・チャーハン（754kcal）・ハヤシライス（728kcal）など。
食事の影響を受けにくいものの空腹状態であればあるほど成分は吸収されやすくなるため、食事を楽しむ場合はカロリーの低い食べ物を選びましょう。

副作用

タダラフィルを有効成分に持っているタダライズは、他のED治療薬に比べて副作用の発現率が低くなっています。
しかし上記のような症状が出る恐れがあるため、服用後は体調に注意を払いましょう。

重大な副作用として過敏症が現れる場合があります。
発疹や蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎などといった症状が確認できたらただちに病院を受診してください。

禁忌・注意

• 本剤の成分にアレルギーのある人
• 性行為が不適当とされている人
• 不安定狭心症があるまたは性行為中に狭心症を発現したことのある人
• コントロールできない不整脈、低血圧、高血圧の人
• 3ヶ月以内に心筋梗塞を起こした人
• 6ヶ月以内に脳梗塞または脳出血を起こした人
• 重度の肝障害のある人
• 網膜色素変性症の人

上記に該当する人はタダライズを服用してはいけません。最悪の場合、命の危機にさらされてしまいます。

次の医薬品とタダライズを併用してしまうと作用を打ち消しあったり、増長して副作用の発現を促してしまう可能性があります。併用は避けましょう。

• 硝酸剤およびNO供与剤
• sGC刺激剤
• リオシグアト

使用上の注意

次にあてはまる人はタダライズを使用する際に注意が必要です。
医師に相談してから服用するようにしましょう。

• 陰茎の構造に血管のある人
• 持続勃起症の要因となる疾患のある人（多発性骨髄腫、白血病など）
• 出血性疾患または他消化性潰瘍のある人
• 重度の勃起不全の人
• 治療をしていない高血圧の人
• 重度の肝障害の人
• 高齢者（65歳以上）
• 併用注意薬＊を服用している人

＊併用注意薬 タダライズと併用すると相互作用を起こしてしまう医薬品ですが、注意を払って慎重に併用すれば問題ありません。
医師の指導のもと併用を行えばより安全に服用できます。

• CYP3A4阻害剤
• CYP3A4誘導剤
• HIVプロテアーゼ阻害剤
• α遮断剤
• 降圧剤
• カルペリチド

参考サイト

• KEGGデータベース「シアリス」
• フリー百科事典 ウィキペディア「タダラフィル」