タゼル

効果・効能

タゼルはシアリス・ジェネリックです。
シアリスと同じタダラフィルを有効成分に持っているため、同様の効果が得られます。

勃起は性的興奮や刺激を感じることで血流が増し、男性器へと大量に血液が巡ってくることで大きく硬くなります。
しかしEDの場合は血流の増加が起こりにくくなり、勃起に必要な血液が男性器へと届かなくなるのです。

タゼルは服用するタダラフィルの作用によって血管を拡張します。
血管が広がると自然に血流も良くなるため、男性器へと血液が回り勃起が可能となります。

フィルムタイプで持ち運びが便利です

薬やED治療薬には錠剤タイプのものが多いですが、タゼルはODフィルムタイプです。

錠剤を飲み込むことが苦手という人でも、口内で溶かして飲むタイプのOD錠であるため簡単に服用できます。
さらに薄いフィルムタイプであるため、持ち運びも便利。ポケットや財布の中に忍び込ませておけます。

用法・用量

タゼルはODフィルムであるため、口内で溶かして服用してください。
口で溶けるため、水は不要です。

効果や副作用の程度によって服用量を増減できます。
増量の上限は20mgです。
次の服用までは必ず24時間以上の間隔をあけてください。

※肝障害や腎障害の度合いによって服用量が異なります。（重度の肝障害の人は服用禁止です。）
【軽度または中等度の肝障害】
1日1回10mgまで。10mgを超えてはいけません。
【中等度の腎障害】
1日1回5mgから開始し、最大10mgまで増量可能。
10mgを服用する場合は48時間以上の間隔をあけて服用してください。
【重度の腎障害】
1日1回5mgまで。5mgを超えてはいけません。

食事の影響は受けづらい

ED治療薬の中には食事の影響を受けるため空腹時での服用が定められているものものあります。
しかしタゼルは食事の影響を受けにくいため食事のタイミングに関係なくいつでも服用可能。

食事の影響を受けにくいといっても、800kcal以下の食事までとされています。
あっさりとした消化によい食事を選ぶようにしましょう。

参照

効果・効能、用法・用量について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「シアリス」

副作用

主に出る副作用は頭痛や鼻閉、潮紅など。
しかしタダラフィルを含んでいるタゼルは効果の発現がゆっくりであるため、副作用がほかのED治療薬に比べて出にくくなっています。
副作用が出たとしても軽度である場合が多く、時間の経過とともに症状は治まっていきます。

禁忌・注意

【心疾患】
不安定狭心症、心不全

【血管異常】
低血圧、高血圧、コントロール不良の不整脈、冠動脈疾患、3ヶ月以内に心筋梗塞の既往、6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血の既往

さらに硝酸剤やNO供与剤、sGC刺激剤との併用は血圧を過度に下げてしまう恐れがあるため禁止です。

使用上の注意

• 高齢者（65歳以上）
• 陰茎の構造に欠陥のある人
• 持続勃起症の素因となる疾患を持っている人（白血病、多発性骨髄腫）
• 出血性疾患または消化性潰瘍のある人
• 網膜色素変性症の人
• 併用注意薬＊を服用している人 ＊併用注意薬とは？ α遮断剤、CYP3A4阻害剤、CYP3A4誘導剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、降圧剤、カルペリチド

上記の項目にあてはまる人は、タゼルの服用前にかかりつけ医に相談してください。

参照

副作用、禁忌・注意について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「タダラフィル」

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「タダラフィル」