シアスマ2.5

効果・効能

シアスマ2.5は、排尿障害改善剤のザルティア錠のジェネリックです。
肥大化した前立腺によって排尿がしづらい、または残尿感が残るといった症状の改善をサポートします。
前立腺肥大症は、30～50歳以上の方が発症しやすいといわれています。

シアスマ2.5の有効成分（タダラフィル）は、性器周辺の血行を促進して前立腺の筋肉をゆるめる作用があります。
筋肉が緩まると、前立腺への刺激にもなり排尿を促すことが可能になるのです。

通常前立腺の大きさは、クルミ程度のサイズです。
しかし肥大化すると、鶏卵の大きさにまで膨張します。前立腺は尿道付近に位置しているため大きくなると尿道を圧迫します。
そのためトイレをする際うまく排尿できなかったり、残尿感が残ったりといった症状が現れ始めるのです。

前立腺肥大症の症状が悪化すると、尿が出なくなる場合もあります。
尿が出なくなると、尿路感染や膀胱結石を発症しやすくなり、さらには腎臓にまで負担がかかるのです。

勃起をサポートする効果は期待できません

シアスマ2.5に含まれているタダラフィルは、ED（勃起不全）の治療にも使用されています。
しかし、シアスマ2.5は含有量が2.5mgと少ないため勃起をサポートする効果は期待できません。

EDに悩んでいる方は、ED治療薬として開発されたシアスマを購入してください。

用法・用量

シアスマ2.5を服用する際には、水またはぬるま湯で服用してください。
腎臓障害を抱えている人は、1日1錠（2.5mg）から使用し、身体の状態を観察しておきましょう。

タダラフィルの含有量が少ないとはいえ、アルコールやグレープフルーツと併用するのは危険行為です。
副作用が増強する恐れがあるため、正しい服用方法を心掛けてください。

参照

効果・効能、用法・用量について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「タダラフィル」

副作用

タダラフィルによる血管拡張で副作用が引き起こされます。
一過性のものであり、心配には及びませんが重症化してると感じたらすぐに医師へ相談してください。

また特異な症状として、突発性難聴や視覚異常、重いアレルギー反応といったものがあります。

禁忌・注意

硝酸剤及びNO供与剤
ニトログリセリン（通称ニトロ）、硝酸シソソルビド、ニコランジルといった薬が該当します。 シアスマ2.5と併用すると、降圧作用を強める可能性があり大変危険です。

sGC刺激剤（例：リオシグアト）
併用すると急激に血圧を低下させる可能性があります。

また、以下の項目に該当する方は服用禁止です。

• 高齢者、未成年者、女性
• 本剤の成分に過敏症の既往歴がある方
• 心疾患のある方
• 不整脈・低血圧・高血圧のある方
• 腎障害・肝障害のある方
• 6ヵ月以内に脳梗塞、脳出血の既往歴がある方

併用注意薬（CYP3A4阻害薬やHIVプロテアーゼ阻害薬、降圧剤など）を日常的に服用している方は、シアスマ2.5を服用する前に必ず医師と相談してください。

参照

副作用、禁忌・注意について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「タダラフィル」

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「タダラフィル」