プレガリカ（リリカジェネリック）　

効果・効能

・プレガバリンが有効な疾患（神経障害性疼痛）

• 椎間板ヘルニア
• 帯状疱疹後神経痛
• 坐骨神経痛
• 脊髄損傷後疼痛
• 脳卒中後疼痛 など

プレガリカの有効成分・プレガバリンは、神経の圧迫やウイルス感染などによって起こる痛み（神経障害性疼痛）や線維筋痛症の緩和に役立ちます。

神経に障害が起きると細胞内に侵入したカルシウムが神経を興奮させ、痛みが引き起こされます。
プレガバリンは、カルシウムの侵入を阻害することで神経の興奮を抑えます。
神経障害性疼痛のほか、線維筋痛症にも同じように鎮痛効果を発揮します。

用法・用量

・神経障害性疼痛の場合
150mgを1日2回に分けて服用し、その後1週間以上かけて1日最大300mgまで増量します。
1日の最大摂取量は600ｍgまでとし、用量に関わらず1日2回に分けて服用してください。

・線維筋痛症の場合
150mgを1日2回に分けて服用する。その後1週間以上かけて1日最大300mgまで増量し、300～450ｍgを維持量とします。
1日の最大摂取量は450ｍgまでとし、用量に関わらず1日2回に分けて服用してください。

毎日の服用を続けてください

プレガバリンの鎮痛効果は、服用を続けることによって発揮されます。
痛みがある時だけ飲むのではなく、一定の期間は毎日服用してください。
また服用をやめる際は、1週間以上かけて少しずつ服用量を減らしてください。

副作用

プレガバリンを服用後は眠気が起こりやすいため、就寝前の服用が推奨されています。
また服用後は、運転や機械の操作など危険を伴う行動は避けてください。

重篤な副作用

心不全、腎不全、低血糖、皮膚・粘膜の障害、血管浮腫、意識消失など。

発症頻度はごくまれですが、体調に異常が現れた場合には服用を中止して医師へご相談ください。

禁忌・注意

また、重度のうっ血性心不全、腎機能障害、妊娠・授乳中、高齢者などは、プレガバリンの服用について医師へご確認ください。

併用に注意が必要な薬

以下の医薬品とプレガバリンを併用すると、副作用が出やすくなったり症状が悪化したりする可能性があります。

• オピオイド系鎮痛剤（麻薬性鎮痛薬）
• ロラゼパム（抗うつ薬）
• ACE阻害薬（高血圧治療薬）
• ピオグリタゾン（糖尿病治療薬）
• アルコール

保管方法

• 直射日光、高温・多湿を避けて保管してください。
• 小さな子供の手が届かない場所に保管してください。
• 使用期限（EXP）が過ぎた商品は、摂取しないでください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「リリカ」
• フリー百科事典 ウィキペディア「プレガバリン」