ジオビルEM

効果・効能

ジオビルEM（ZiovirEM）は抗ウイルス化学療法剤で、日本国内で処方されているツルバダ配合錠と同成分を配合しています。

有効成分のエムトリシタビンおよびテノホビルには、HIV（エイズウイルス）の増殖を抑える働きがあります。
HIVの抑制により免疫の低下を防いで免疫機能を改善し、AIDS（エイズ）の発症・進行を遅らせます。

用法・用量

ジオビルEMは、1日1回1錠（エムトリシタビン200mg・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩300mg）を服用します。

なおジオビルEMは、他の医薬品との併用が必要です。

飲み忘れた場合

飲み忘れに気づいた時点で、すぐに前日分を服用してください。
ただし、当日の服用時刻が近い場合には1回分を飛ばして構いません。
一度で2回分を服用しないよう注意してください。

副作用

ほかに、血中アミラーゼ増加、CK増加、血中トリグリセリド増加、AST増加、好中球減少などが報告されています。

重篤な副作用

発症頻度はまれですが、腎不全、腎機能障害、膵炎、尿酸アシドーシス、脂肪肝などが現れる恐れがあります。

ジオビルEMを服用後は体調の変化に留意し、異常が現れた場合には服用を中止して医師へご相談ください。

禁忌・注意

妊娠中または妊娠の可能性がある女性、小児、高齢者も服用できません。

併用に注意が必要な薬

下記の医薬品は、ジオビルEMによる有害事象を増強する恐れがあります。
服用に際しては、医師または薬剤師にご確認ください。

ジダノシン、アタザナビル硫酸塩、ロピナビル、リトナビル、アシクロビル、バラシクロビル、ガンシクロビル、バルガンシクロビル、ダルナビル、レジパスビル、ソホスブビルなど

保管方法

• 直射日光、高温・多湿を避けて保管してください。
• 小さな子供の手が届かない場所に保管してください。
• 使用期限（EXP）が過ぎた商品は、摂取しないでください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「ツルバダ」
• フリー百科事典 ウィキペディア「テノホビル」
• フリー百科事典 ウィキペディア「Emtricitabine」