ズリック40

効果・効能

ズリック40は、処方薬・フェブリクと同成分でできたジェネリック医薬品です。

尿酸の生成に必要な酵素・XO（キサンチンオキシターゼ）の働きを抑えて、尿酸の生成を阻害。
尿酸値の低下により、高尿酸血症の改善や痛風発作の予防に役立ちます。

アロプリノールよりも尿酸値低下作用が強い薬です

ズリック40は、痛風治療薬の第一選択薬・アロプリノール（先発薬・ザイロリック）よりも強い尿酸値低下作用が認められています。
そのため服用回数が1日1回で完了し、長期に渡って続く服薬の負担が軽減されています。

用法・用量

痛風や高尿酸血症の治療では、1日1回10mgの服用から始め、様子を見ながら増量していきます。
1日あたり40mgが維持量とされており、体調に応じて1日最大60mgまで増やすことできます。

がん化学療法に伴う高尿酸血症の場合

1日1回60mgを服用します。
がん化学療法開始1～2日前から服用し始め、化学療法開始5日目まで服用します。
その後は体調に応じて、服用期間を延長してください。

副作用

重大な副作用として、肝機能障害やアレルギー症状などを伴う可能性があります。
ズリック40を服用後は体調の変化に留意し、異変に気付いた場合には服用を中止してください。

通風発作を悪化させる恐れがあります

痛風発作（通風関節炎）が起きている時にズリック40を服用すると、痛風発作を悪化させる恐れがあります。
痛風発作が起きている時期には、症状が治まるまで服用を待ってください。

禁忌・注意

ほかに、腎機能障害・肝機能障害がある、妊娠中、高齢者などは服用に注意が必要です。

併用注意薬

以下の医薬品を服用している人は、ズリック40の服用について医師へご確認ください。

• ビタラビン（ヘルペス治療薬）
• ジダノシン（抗HIV薬）
• ロスバスタチン（脂質異常症治療薬）

保管方法

• 直射日光、高温・多湿を避けて保管してください。
• 小さな子供の手が届かない場所に保管してください。
• 使用期限（EXP）が過ぎた商品は、摂取しないでください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース フェブリク
• フリー百科事典 ウィキペディア「フェブキソスタット」