ミオナール

効果・効能

ミオナールは、筋肉の緊張やこわばりなどからくる首・肩・腕のハリや痛み、脱力感、しびれ、緊張型頭痛、腰痛などに用いられる内服薬です。

筋肉の緊張を引き起こしている神経の高ぶりを鎮めて、血流を改善。筋肉のこわばりをほぐして、痛みを和らげます。

また、以下の疾患による痙性麻痺の治療に用いられます。
脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、術後後遺症（脳・脊髄腫瘍を含む）、外傷後遺症（脊髄損傷、頭部外傷）、筋萎縮性側索硬化症、脳性小児麻痺、脊髄小脳変性症、脊髄血管障害、スモン（SMON）、その他の脳脊髄疾患

筋肉の炎症による痛みに併用できる鎮痛剤

ミオナールは筋肉のこわばりをほぐして痛みを和らげる薬なので、筋肉の炎症によって生じた痛みには非ステロイド抗炎症薬（NSAIDs）が適しています。

イブ、ロキソニン、バファリンなどが該当し、ミオナール・ジェネリックとの併用が可能です。
併用により筋肉のこわばりと炎症を同時に解消でき、ツライ痛みを効果的に抑えられます。

用法・用量

ミオナールは、1日あたり150mgを3回に分けて服用します。

服用量は年齢や症状によって増減します。詳細は医師へご確認ください。

副作用

いずれも発症率は0.1～5％未満ですが、体調の変化には十分留意し、異常が現れた場合には服用を中止してください。

重篤な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群など

発熱、紅斑、水疱、そう痒感、眼充血、口内炎などは、前兆症状の可能性があります。
異変に気付いたら服用を中止し、医師による処置を受けてください。

禁忌・注意

メトカルバモールを服用している人、肝機能障害がある人、妊婦、授乳婦、高齢者は、ミオナール・ジェネリックの服用について医師へご相談ください。

保管方法

• 直射日光、高温・多湿を避けて保管してください。
• 小さな子供の手が届かない場所に保管してください。
• 使用期限（EXP）が過ぎた商品は、摂取しないでください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「ミオナール」
• フリー百科事典 ウィキペディア「エペリゾン」