メトグルコ・ジェネリック

効果・効能

メトグルコ・ジェネリックは、血糖値を下げる3つの作用により2型糖尿病を改善します。

1.インスリンの働きを促す
インスリン働きを活発にすることで筋肉や脂肪組織への糖分の取り込みを促進。血液中の糖分量を減少させ、血糖値を低下させます。

2.肝臓での糖新生を抑える
肝臓に働きかけて糖の生成（糖新生）を抑え、血糖値を低下させます。

3.糖の吸収を抑える
小腸での糖吸収を抑制して、血液中の糖分が増えないようにします。

メディカル・ダイエット効果

メトグルコ・ジェネリックは、血糖値の上昇や食欲を抑制する作用があることからメディカル（医療）ダイエットにも用いられます。

有効成分・メトホルミンを用いた日本での臨床試験では、54週間で平均1.2kgの体重減少が確認されています。

用法・用量

メトグルコ・ジェネリックは1日あたり500mg（1錠）から服用を開始し、その後は適宜服用量を増減します。

1日の最大摂取量は2,250mg（4.5錠）です。

副作用

重篤な副作用として、尿酸アシドーシス、低血糖、肝機能障害、横紋筋融解症などが報告されています。

メトグルコ・ジェネリックを服用後は体調の変化に十分注意し、異常が現れた場合には医師の診察を受けてください。

禁忌・注意

また、以下に当てはまる人はメトグルコ・ジェネリックの服用について十分な注意が必要です。

• 低血糖を起こす恐れがある
• 感染症の既往歴がある
• 腎機能障害、肝機能障害がある
• 生殖能がある
• 妊娠または妊娠の可能性がある
• 授乳中である
• 高齢者

併用注意薬

以下の医薬品とメトグルコ・ジェネリックは併用により、尿酸アシドーシスや低血糖のリスクが高まります。

• ヨード造影剤
• ゲンタマイシン等の抗生物質
• 利尿剤
• 糖尿病治療薬
• タンパク同化ホルモン剤
• サリチル酸
• β遮断薬
• モノアミン酸化酵素阻害剤

以下の医薬品を併用すると、メトグルコ・ジェネリックの効果が低下する恐れがあります。

• アドレナリン
• 副腎皮質ホルモン
• 甲状腺ホルモン
• 卵胞ホルモン
• 利尿剤
• ピラジナミド
• イソニアジド
• ニコチン酸
• フェノチアジン系薬剤

保管方法

• 直射日光、高温・多湿を避けて保管してください。
• 小さな子供の手が届かない場所に保管してください。
• 使用期限（EXP）が過ぎた商品は、摂取しないでください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「メトグルコ」
• フリー百科事典 ウィキペディア「メトホルミン」