フォシーガ

効果・効能

フォシーガはSGLT2阻害薬に分類される1型・2型糖尿病の治療薬です。
SGLT2は、尿から血液中へ糖を運ぶ物質です。

フォシーガはSGLT2の働きを阻害して血糖値を下げます。
血糖値は血液中の糖が増えることで上昇します。
フォシーガを服用することでSGLT2は糖を運べず、血液中の糖が減少。血糖値が下がり糖尿病を治療できます。

ほかにも、慢性心不全や慢性腎臓病の治療にも用いられています。

また、インスリンに作用することなく糖を排出するため、低血糖のリスクが少ないというメリットがあります。

フォシーガのダイエット効果

フォシーガは、食事から摂取した余分な糖を尿と一緒に体外へと排出します。
そのため糖質制限と同等の効果が得られると、多くのクリニックでメディカルダイエットに用いられています。

1kg痩せるためには、体重に関係なく7,000kcalの消費が必要です。
フォシーガ5mgの服用によって排出される糖は1日におよそ200〜500kcal、1ヵ月では約6,000〜15,000kcalになります。
そのため、1ヵ月間フォシーガ5mgの服用を続けると、0.8〜2.1kgほど体重を減らせます。

また、クリニックでは1万円以上するところを、通販サイトでは約3分の1の価格でお得に購入できます。

用法・用量

フォシーガの目的によって服用量が異なります。

服用は水またはぬるま湯で行ってください。
飲み忘れてしまった場合は、気づいた時に服用してください。
ただし、次回の服用までが12時間以内に迫っている場合は、その日の分は服用せずに翌日に1日分を服用します。決して一度に2日分を服用してはいけません。

服用上の注意

1型糖尿病の治療で使用する場合は、必ずインスリンと併用してください。
フォシーガはインスリンの代替薬ではないため、インスリンの使用を中止すると急激な高血糖ヤケトアシドーシスが起こる恐れがあります。

ただし低血糖のリスクを軽減するため、インスリンの投与量は減量しましょう。臨床試験では1日20％以内の減量が推奨されていました。
減量の目安が分からない場合は、医師に相談してください。

副作用

重大な副作用として脱水や腎盂腎炎、ケトアシドーシスなどが報告されています。

脱水：口渇、多尿、頻尿など
腎盂腎炎：悪寒、発熱、腰の痛みなど
ケトアシドーシス：悪心・嘔吐、食欲減退、腹痛など

上記のような症状が現れた場合は、フォシーガの服用を中止して速やかに医療機関を受診してください。

禁忌・注意

妊娠中または授乳中の女性はインスリンを使用してください。
授乳中の女性は母乳を通して乳児が摂取する恐れがあるため、かかりつけの医師にご相談ください。

服用注意

次にあてはまる人は、フォシーガの服用を慎重に行う必要があります。

• 脱水を起こしやすい
• 尿路感染、性器感染のある
• 低血糖を起こすおそれがある（激しい運動を行う人、過度のアルコール摂取者など）
• 1型糖尿病を合併する慢性心不全および慢性腎臓病がある
• 重度の腎機能障害または透析中の末期腎不全がある
• 中度の腎機能障害がある
• 肝機能障害がある
• 高齢者または未成年者

次の医薬品とフォシーガを併用する時は注意が必要です。

• 糖尿病治療薬
• β遮断薬
• サリチル酸薬
• MAO阻害薬
• ステロイド薬
• 甲状腺ホルモン薬
• アドレナリン
• 利尿薬　など

ほかにも持病や常用薬がある人は、フォシーガを服用する前に医師へ相談してください。

保管方法

• 直射日光、高温・多湿を避けて保管してください。
• 小さな子供の手が届かない場所に保管してください。
• 使用期限（EXP）が過ぎた商品は、摂取しないでください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「フォシーガ」
• フリー百科事典 ウィキペディア「ダパグリフロジン」