ラブグラオーラルゼリー

効果・効能

ラブグラオーラルゼリーは、ウーメラと同じ成分を配合するゼリータイプのジェネリックです。
濡れにくい・性交痛を感じる・オーガズムを感じないといった女性特有の症状を改善し、性行為を手助けします。

ラブグラオーラルゼリーの有効成分・シルデナフィルは、分泌液の欠如や性感刺激ホルモンの低下などを阻害する酵素の働きを抑えます。
酵素が働き過ぎると分泌液が出にくくなったり、性感度が低下します。
シルデナフィルを服用することによって、酵素の働きを阻害して感度の向上をサポートし、濡れやすい状態へと作用するのです。

性欲があると効果を発揮します

ラブグラオーラルゼリーは、媚薬ではなく医薬成分を配合する商品です。
性欲がない人には効果を発揮しないため、飲むだけで勝手に濡れるという現象は起きません。
血管拡張の作用によって体温や心拍数が上昇し、興奮に似たような状態になりますが媚薬効果ではありません。

用法・用量

性行為の1時間前に4分の1～1包を水なしでそのまま服用します。
1回の最大摂取量は100mg（1包）までです。
効果を感じなくとも、最大摂取量を超える飲み方はしないでください。

初めて服用する場合は4分の1包から始め、次回から増量するようにしましょう。
また、開封後は開け口をラップで包み冷蔵庫で保存してください。開封後の使用期限は1週間以内です。

空腹状態で服用します

ラブグラオーラルゼリーは、食事の影響を受ける薬です。食後すぐに服用をすると効果が得られません。

食事をする場合は、食事をする30分前に服用し先に体内へと吸収させてください。
食後に飲む場合は、食べた後に最低でも2時間以上の間隔をあけましょう。

飲酒量に注意してください

ラブグラオーラルゼリーを服用する予定がある日は、飲酒量に注意してください。
アルコールもラブグラオーラルゼリーのように血流を促す作用があります。
薬とお酒を併用することによって、血流促進作用が増強され酩酊状態を引き起こす危険性があります。

副作用

血管拡張の作用によって、体内中の血管が広がり頭痛や鼻づまり、顔のほてりといった副作用が起きます。
頭痛や鼻づまりがあまりにも酷い場合は、市販の頭痛薬や鼻炎薬で対処可能です。

重篤な副作用として、低血圧や視覚異常があります。
立ちくらみやめまい、視力が急激に低下した場合は速やかに医師による診察を受けてください。

禁忌・注意

妊娠している可能性がある、あるいは妊娠している人は本剤を服用しないでください。
オランダで行われた臨床試験では、胎盤の成長が芳しくない女性たちに血流アップの作用を利用してバイアグラの投薬が行われました。
バイアグラを投薬することによって、胎児の発育が改善すると考えられていたためです。
しかし、立て続けに新生児が11人死亡したことをうけ臨床試験は中止となりました。

以上の理由から、妊娠中の女性あるいは妊娠の可能性がある人は服用できません。

また、血管拡張作用があることから心血管系の持病を持つ人が服用すると心臓への負担が大きくなる危険性があります。
リスクを避けるためにも、生まれつき心血管系の持病を持つまたは既往歴がある人は必ずかかりつけ医と相談してください。

併用禁忌薬・注意薬

下記の内容はラブグラオーラルゼリーと併用してはいけない禁忌薬と、併用を注意すべき薬です。

【禁忌薬】
ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル、アミオダロン塩酸塩、リオシグアト

【注意薬】
リトナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾール、リファンピシン、α遮断剤、カルペリチドなど

上記以外にも日頃から薬を服用している人は、併用可能か専門医へとご相談ください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「シルデナフィル」
• フリー百科事典 ウィキペディア「シルデナフィル」