アフターピルは性行為後なるべく早めの服用が肝心!万が一に備えてあらかじめ用意しておくと安心です。
アフターピルは性行為後なるべく早めの服用が肝心!万が一に備えてあらかじめ用意しておくと安心です。
アフターピルは、望まない妊娠を防ぐ最後の手段!
妊娠を望んでいないのに「避妊に失敗したかも…」と不安を感じているなら、すぐにアフターピルを服用しましょう。
性行為後24時間以内にアフターピルを服用できれば、95%という高い確率で妊娠を防げます。
アフターピルを今すぐ入手できる方法はたった1つだけ。
レディースクリニックや婦人科を受診することです。
迅速な行動が、避妊を成功させる最大のカギ。アフターピルが手元にない場合は、迷わず病院に行きましょう。
アフターピルには3種類あり、避妊が可能な服用タイミングや妊娠阻止率、副作用の度合いなどが異なります。
病院で処方されるのはほとんどの場合がノルレボですが、当サイトでは服用リミットの長いエラも扱っています。
服用のタイムリミット | 性行為後72時間以内 | 性行為後120時間以内 | |
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代表的な商品 | |||
ノルレボ | プラノバール | エラ | |
妊娠阻止率 | 約84% | 約57% | 約85%以上 |
副作用 | 中 | 強 | 中 |
特徴 | 日本でもっとも選ばれているアフターピル | ノルレボ承認以前の緊急避妊薬で、現在はあまり使わない | 海外製。日本ではあまり広まっていない |
アフターピルを購入する際は、基本的には医師の処方が必要です。
しかし避妊を成功させるカギは、1時間でも早くアフターピルを服用すること。
「病院へ行くのは恥ずかしい」とためらっている時間や、病院へ足を運んで受診が終わるまでの時間に、体内では妊娠へ向けた準備が進んでいるかもしれません。
「避妊に失敗したかも…」と思った時は、すぐに最寄りの婦人科やレディースクリニックを受診してください。
また、心配な時にすぐ服用できるよう、海外通販での事前購入もおすすめです。
※日本ではアフターピルの市販化の動きが広まりつつあるものの、2022年4月現在、実現には至っていません。
アフターピルの処方は意外とあっさり!恥ずかしいことはありません
アフターピルが欲しくても、「医師から詳しいことを質問されたり、内診されたりするのは恥ずかしい…」と受診をためらうことがあるかもしれません。
しかしアフターピルの処方では、体調や体質に関する問診のみ。
避妊に失敗した理由を聞かれたり内診が行われることはほとんどないのでご安心を!
こんな人におすすめ | ・避妊に失敗したかも…今すぐアフターピルが欲しい! ・親には内緒でアフターピルが欲しい |
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病院受診のメリット | ・緊急避妊が必要な時、すぐに手に入る ・アフターピルについて医師の説明を受けられる |
病院受診のデメリット | ・一度の処方で10,000円以上かかる ・常備薬としては処方してもらえない |
アフターピルの処方は保険適用外です。
ピルの代金や診察料などはすべて自己負担なので、たった一度の緊急避妊に10,000~20,000円ほどかかるケースも。
アフターピルが欲しくて受診する際は、病院のホームページに目を通しておく・電話で問い合わせるなど、事前に金額を確認しておくと安心です。
学生や未成年でも、婦人科やレディースクリニックを受診すれば、アフターピルを処方してもらえます。
アフターピルは社会保険適用外なので、健康保険証は不要。後日、医療費の明細が自宅に届くこともありません。
「避妊に失敗したかも…なんて親には言えない!」と悩む前に、1時間でも早く受診を!
ただし、年齢制限を設けている病院もあるため、保護者同伴でなくても受診できるか事前に確認しておきましょう。
アフターピルは、医療機関のオンライン処方で購入することもできます。
メールやLINEなどで問診を行うので手軽ではありますが、オンライン処方で購入したピルは郵送で自宅に届けられます。
数日のタイムラグが発生しては、アフターピルとしての役割はほとんど果たせません。
性行為後の緊急避妊が必要になった時は、オンライン処方ではなく対面での受診がおすすめです。
思いがけない避妊失敗に備えておけます
海外通販でアフターピルを購入する際は、医師の問診や処方箋は必要ありません。
そのため、事前購入・数回分のまとめ買いが可能!
「もしも」の時のお守りとして備えておけば、自分の意志で望まない妊娠を防ぐことができます。
こんな人におすすめ | ・普段はコンドームを使っているけど、失敗して不安な思いをしたくない ・近くに婦人科がなくて、困った時すぐに受診できない |
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海外通販のメリット | ・避妊失敗に備えて事前購入ができる ・病院を受診する必要がない |
海外通販のデメリット | ・配達に2~3週間かかるため、欲しい時すぐには手に入らない ・医師からの説明を受けられない ・未成年は利用できない |
海外通販は、個人輸入の代行サイトを利用した通販です。
アフターピルの個人輸入は厚生労働省も認めている合法な手段なので、安心してご利用いただけます。(※厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」
ただし、『一般の個人が自分で使用するため』という条件つきで、友人や姉妹の分を購入することはできません。
また未成年者の利用は認められておらず、親が代わりに購入することも法律違反となってしまいます。
またアフターピルの個人輸入は、すべて自己責任。
飲み方や服用後の体調の変化などについては、あらかじめ自分で調べておきましょう。
アフターピルが欲しいと思っても、処方時の費用が高過ぎるせいで受診に踏み出せず、望まない妊娠に至るケースがあるかもしれません。
海外通販にはリーズナブルなジェネリック医薬品が豊富に揃っているので、費用面での負担を最小限に抑えながら自分の体を守ることができます。
商品名 | |||||
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アイピル | ナイピル | アンウォンテッド72 | ノルパック | ポスティノール | |
価格の目安 (1回分) |
839~1,190円 | 595~742円 | 993~1,410円 | 1,023~1,270円 | 1,079~1,340円 |
緊急避妊薬として性行為後の避妊に用いられているピルは、1.ノルレボ、2.エラ、3.プラノバールの3種類です。
先発薬名 | ノルレボ | エラ | プラノバール |
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当サイトの人気度 | ◎ | ○ | △ |
服用のリミット | 性行為後、3日(72時間)以内 | 性行為後、5日(120時間)以内 | 性行為後、3日(72時間)以内 |
妊娠阻止率 | 約84% | 約85% | 約57% |
服用回数 | 1回 | 1回 | 2回 |
日本でアフターピルとして承認されているのはノルレボのみです。
エラは海外製なので、日本国内で処方している病院は多くありません。
プラノバールは本来、月経困難症の治療や月経移動に用いる中用量ピルで、避妊率が低く副作用が出やすいことから、現在ではあまり選ばれなくなりました。
ノルレボは1999年にフランスで誕生したアフターピルで、日本では2011年に初めて承認されました。
従来の緊急避妊法よりも効果が高く副作用も少ないことから、現在もっとも選ばれています。
有効成分 | レボノルゲストレル |
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飲み方 | 性行為後、72時間以内に1回1錠を服用 |
避妊成功の目安 | 服用から数日~3週間以内に出血が起こります |
副作用 | 不正子宮出血、悪心、疲労、下腹部痛 など |
ジェネリック | アイピル、ナイピル、ノルパック、ポスティノール など |
ノルレボは、脳が黄体ホルモンの分泌を止めるよう指令を出します。
黄体ホルモンが分泌されなければ排卵は起こらないので、膣内に精子が侵入していたとしても受精することはありません。
すでに排卵していたとしても、受精卵の成長に必要な子宮内膜が成長せずに排出されるので着床することはありません。
ノルレボは、性行為中の失敗に気づいた時点でなるべく早く服用してください。
服用が早ければ早いほど、避妊成功率は高まります。
性行為後、72時間経過を待つ必要はありません。
ノルレボを服用しても確実に避妊できているとは限りません。服用後は必ず、妊娠の有無を確認しましょう。
消退出血が起これば避妊成功だと考えられますが、妊娠初期の出血である可能性も。
より確実に判断するためにも、妊娠検査薬を使用してください。
服用から2週間以上経過すれば、尿検査が可能です。
服用してから数時間ほどで現れ始め、1日以内に治まることがほとんどです。
副作用の現れ方には個人差があり、まったく感じない人もいます。
・服用後に嘔吐した場合
もし服用後2時間以内に嘔吐してしまうと、効果を得られない恐れがあります。
再度1錠を服用してください。
吐き気を感じやすい人は、市販の吐き気止めと一緒に服用しても構いません。
抗けいれん薬、抗HIVウイルス薬、セイヨウオトギリソウを含む食品、抗うつ剤、アセトアミノフェンなどを服用している人は、ノルレボの服用について医師へご確認ください。
持病がない人は、アフターピルの服用について特に心配する必要はありません。
避妊に失敗したと気づいたら、ただちに服用することが大切です。
服薬治療中の病気がある場合は、アフターピルを併用しても問題ないか、医師に確認しましょう。
エラは2010年にアメリカで承認されたアフターピルで、子宮筋腫の治療にも用いられています。
ノルレボよりも高い確率で妊娠を予防できることから、世界50ヵ国以上で使用されています。(※日本では未承認)
有効成分 | ウリプリスタール酢酸エステル |
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飲み方 | 性行為後120時間以内に1回1錠を服用 |
避妊成功の目安 | 服用から数日~3週間以内に出血が起こります |
副作用 | 頭痛、吐き気、疲労感、腹痛 など |
ジェネリック | なし |
エラは、排卵や子宮内膜の増殖を抑制したり、子宮頚管粘液を増やして精子の侵入を阻止する働きがあります。
エラはほかのピルと比べて黄体ホルモン量が多いため、より高い避妊効果が得られます。
妊娠阻止率は、性行為後72時間以内の服用で95%、120時間後の服用で85%です。
エラは効果が長く続くアフターピルですが、服用タイミングが早ければ早いほど妊娠阻止率は高まります。
120時間を待たず、なるべく早めに服用してください。
避妊成功の目安である消退出血は、服用から数日~3週間以内に起こります。
ただし出血があっても着床出血(妊娠時の出血)の可能性もあるため、妊娠検査薬で妊娠の有無を確認してください。
エラの服用から2週間以上経過していれば、尿検査が可能です。
エラを服用後は、月経時に起こるような下腹部痛や頭痛、吐き気などを伴うことがあります。
副作用は時間の経過とともに収束していきますが、痛み止めや吐き気止めなどを備えておくと安心です。
・服用後に嘔吐した場合
エラの副作用により、吐き気が起こりやすくなります。
もし、服用後3時間以内に嘔吐してしまった場合には、避妊効果を得られない恐れがあるため再度1錠を服用してください。
また飲酒後は嘔吐のリスクが高まるため、エラ服用時のアルコールは避けましょう。
エラは、ほかのピルや抗うつ剤、抗菌薬、セントジョンズワートなどとの併用には注意が必要です。
服用中の薬がある人は、あらかじめ医師にご確認ください。
プラノバールを使った緊急避妊はヤッぺ法と言い、性行為後に2度服用する方法です。
ノルレボが承認されるまでは、おもな緊急避妊薬として用いられてきました。
しかしノルレボと比べて妊娠阻止率が低く、吐き気を催しやすいことから、緊急避妊薬としての使用は大きく減少しています。
有効成分 | ノルゲストレル、 エチニルエストラジオール |
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飲み方 | 性行為後72時間以内に1回2錠を服用し、12時間後に追加で2錠服用 |
避妊成功の目安 | 服用から数日~本来の月経予定日の7日後までに出血が起こります |
副作用 | 吐き気、嘔吐、食欲不振、頭痛 など |
ジェネリック | オブラルG |
プラノバールは、2つのホルモンによって排卵を抑制し、妊娠を阻止します。
通常、月経前には子宮内膜が肥大化しますが、プラノバールを服用後は子宮内膜の成長も停止し経血として体外へ排出されます。
もし排卵後であっても、子宮内膜がなくなるため妊娠の阻止が可能です。
性行為後なるべく早めに1回目の服用を行なってください。
また12時間後の服用を忘れると本来の避妊効果が得られません。
必ず2度服用してください。
プラノバールを服用後に消退出血が起これば避妊成功と判断できますが、妊娠初期の出血である可能性があります。
また、出血が起こらない場合には妊娠の可能性があるため、プラノバールを服用後は必ず妊娠検査薬で妊娠の有無を確認してください。
プラノバールはほかのアフターピルと比べてホルモンの含有量が多く、副作用が出やすいとされています。
症状は2~3日ほどで治まりますが、吐き気や頭痛の対処法として市販薬の併用が可能です。
・血栓症のリスクがあります
発症はごくまれですが、重大な副作用として血栓症が報告されてます。
急激な脚のむくみや痛み、息切れ、動悸、胸の痛み、視力の低下などを生じた場合には、ただちに医療機関を受診してください。
プラノバールはホルモンの含有量が多いため、併用に際して注意事項が多くあります。
ステロイド薬、抗うつ剤、睡眠薬、抗生物質、血統硬化剤などを服用している人は、必ず医師へご相談ください。
・40歳以上の女性、持病がある人は服用できない場合があります
子宮筋腫や乳癌(既往歴を含む)、糖尿病、高血圧、てんかんなどを患っている人は、プラノバールの服用によって症状を悪化させる恐れがあるため、自己判断での服用は控えてください。
アフターピルは常備薬として処方してもらえますか?
普段の避妊目的では処方・服用は認められません。
日常的に確実な避妊を行いたいなら、低用量ピルを処方してもらいましょう。
避妊ができたか、どう判断すればいいですか?
アフターピルの服用後、早くて3~7日後、遅くても3週間ほどで消退出血が起こります。
出血が確認できたら避妊に成功したと判断できますが、妊娠初期に起こる出血の場合もあるため、必ず妊娠の有無を確認してください。
3週間以上経っても出血(次の生理)が起きない場合は、妊娠している可能性があります。
妊娠検査薬で確認する、もしくは病院での検査を受けてください。
消退出血と生理はどう違うんですか?
どちらも子宮内膜がはがれることで起こりますが、出血を起こしている原因によって呼び方が異なります。
ピルの服用によって起こる出血を消退出血、自然なサイクルで起こる出血を生理(月経)と呼び、消退出血は通常の生理と比べて出血量が少なく期間も短いのが特徴です。
アフターピルを飲むと妊娠できない体になりませんか?
アフターピルを服用しても不妊にはなりません。
アフターピルは、一時的に排卵を止めることで妊娠を防ぐ薬で、妊娠しにくい体になる・不妊の原因になるといった心配はありません。
アフターピルを飲んだ後、生理予定日ではないのに出血。大丈夫でしょうか?
アフターピルを飲んだ後、数日~3週間以内に起こる出血は消退出血といい、避妊に成功した際に起こるといわれています。
ピルの働きによってホルモンサイクルが乱れているため、生理予定日ではないタイミングで出血しますが問題はありません。
ただし、妊娠初期の出血である可能性も否定できないため、アフターピル服用後はかならず妊娠検査を行ってください。
アフターピルを飲んだ後、吐いてしまいました。それでも避妊はできる?
服用後2~3時間以内に嘔吐した場合、体内に有効成分が吸収されておらず避妊効果を得られない恐れがあります。
吐いてしまったら、再度服用してください。
副作用で気持ち悪くならないか心配。吐き気止めを併用してもいいですか?
アフターピルと吐き気止めは併用可能です。
アフターピルには悪心や嘔吐といった副作用があるため、吐き気を感じやすい人は一緒に吐き気止めを飲んでおくと安心です。
アフターピルを飲んだ後、低用量ピルの服用を始めるタイミングは?
低用量ピルの服用開始は、1.アフターピルを飲んだ翌日、2.消退出血が起きた日、どちらでも構いません。
ただし1の場合、低用量ピルを服用中に消退出血が起こる場合があるほか、服用から7日間は避妊効果が得られません。
また、もしも妊娠が成立していた場合、「低用量ピルを飲んでいるから」と妊娠に気づくのが遅れる可能性が。
低用量ピルの服用を始めるなら、消退出血確認後がおすすめです。
1ヶ月に何度もアフターピルを飲んでも、毎回同じ効果がある?
アフターピルは、1ヶ月(同じ生理周期の間)に複数回服用しても構いません。
ただしアフターピルはホルモンバランスを乱す薬なので、短い期間に連続服用すると、生理周期の乱れが大きくなる可能性が。さらに、正常なサイクルを取り戻すまでに数ヶ月かかる場合もあります。
アフターピルは緊急的かつ一時的に使用するピルなので、日常的に避妊が必要な場合はコンドームの着用や低用量ピルの服用などを検討しましょう。