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性感染症に関する情報ページ

このページでわかること

  • 性器のかゆみや痛みは性感染症の症状です
  • 性感染症は不妊や早産の原因になることがあります
  • コンドームの着用で感染を防げます

性感染症ってどんな病気?

性感染症はSTDとも言い、Sexually(性から)Transmitted(感染する)Diseases(病気)のこと。

性行為によってうつる病気というと、エイズや梅毒といった怖いイメージを持つかもしれません。
しかし性感染症はもっと身近な病気。性行為を通して、誰もがかかる可能性があります。

性感染症に一度かかってしまうと自然に治ることはほとんどありませんが、適切な治療を行なえば治せる病気でもあります。

悪化する前に治療を始められるよう、初期症状を見逃さないことが大切です。

性器のかゆみや痛みは性感染症の症状です

「もしかして性感染症かも?」と思ったら、気になる症状をチェックしてみましょう。

性感染症と呼ばれる病気はいくつもあり、同じ病気でも男性と女性では現れる症状が異なります。

男性の症状から病名を探す
性器にかゆみ・痛みがある 性器に水疱・イボなどがある 排尿時にかゆみや痛みがある 尿道から膿が出る
クラミジア
淋病
性器ヘルペス
トリコモナス
梅毒
尖圭コンジローマ
女性の症状から病名を探す
性器にかゆみ・痛みがある 性器に水疱・イボなどがある おりものが茶色・緑色 おりものが白くパサパサ
クラミジア
淋病
性器ヘルペス
トリコモナス
梅毒
尖圭コンジローマ
カンジダ

クラミジア

症状 無症状のことが多い。性器のかゆみ、排尿時の痛みなど
感染する部位 子宮頸管、尿道、のど

クラミジアは、日本や世界でもっとも多い性感染症です。
感染して発症するまでの期間は1~3週間ほど。
ほとんどの人が症状を感じないため、自分では気づかないうちにパートナーへうつしてしまう可能性があります。

淋病

症状 尿道から膿が出る(男性)、おりものの増加(女性)
感染する部位 子宮頸管、尿道、のど、直腸

淋病はクラミジアの次に感染者が多く、男性がかかりやすい性感染症です。
男性が発症すると、排尿時に激しい痛みを伴います。
オーラルセックスによる感染が多いと言われていますが、のどには症状が出ないため感染拡大の温床となっているようです。

性器ヘルペス

症状 水疱、神経痛
感染する部位 性器や肛門周辺の皮膚、粘膜

性器ヘルペスにかかると、小さな水疱(水ぶくれ)がたくさんできます。
悪化すると神経痛を伴うほか、患部が腫れたり発熱したりすることもあります。
ウイルスを体内から完全に除去することはできないため、再発を繰り返しやすいのが特徴。
睡眠不足やストレス、疲労などによって再活性しやすいので、普段の体調管理が大切です。

トリコモナス

症状 尿道からの分泌物(男性)、異臭の強いおりもの(女性)
感染する部位 尿道、膣、子宮頸管

トリコモナスは、原虫が体内に侵入することで発症します。
浴槽や便器、ほかの人が使ったタオルからもうつるため、性行為を経験していない人でも発症する場合があります。
若い世代での感染者は少なく、中高年層で多くみられるのが特徴的です。

梅毒

症状 小豆ほどの大きさのしこり、痛みがないリンパ節の腫れなど
感染する部位 性器や全身の皮膚

梅毒は段階的に進行していく病気で、症状は性器だけでなく全身に現れます。
一時的に症状が消失することはありますが、治癒したわけではなく3週間、3ヵ月、3年を節目に症状は変化していきます。
発症部位に触れるとうつるため、キスやオーラルセックスにも注意が必要です。

尖圭コンジローマ

症状 にわとりのトサカのようなイボ
感染する部位 性器のあらゆる部位

尖圭コンジローマにかかると、男女ともに薄ピンクまたは茶色のイボができます。
潜伏期間は3週間~8ヶ月。さらに、かゆみや痛みなどの症状がないケースも多いため、イボが増殖してはじめて自覚することがほとんどです。
小さなイボがいくつも集まって、カリフラワー状やトサカ状のできものに発展していきます。

カンジダ

症状 かゆみ、ただれ、白くボソボソしたおりもの(女性)
感染する部位 亀頭、膣、外陰部

カンジダは、体内に生息している真菌(カビ)が原因です。
性行為による感染以外に、自発的に発症することが多くあります。
疲労やストレスなどによって免疫力が低下すると症状が現れやすくなります。

性感染症は不妊や早産の原因になることがあります

性感染症の治療は、痛みやかゆみ、炎症などの不快な症状を治すためだけではなく、ほかのリスク軽減にもつながっています。

不妊症になる可能性が高まります

女性の卵管や子宮頸管で炎症を生じる感染症の場合、症状が慢性化・悪化すると精子が通りにくくなる、受精卵が着床しにくくなるため不妊のリスクは上昇します。

男性が性感染症にかかると、精巣や尿道で生じる炎症により精子の運動率が下がる・精子の通り道がつまるといった弊害から男性不妊の原因に。

また妊娠している時に感染症にかかると、原因菌が子宮まで入り込んでしまいます。
胎児を守っている羊水や卵膜が感染すると、流産や早産を招く場合があります。
妊娠がわかったら、かならず妊婦健診を受けましょう。

生まれてくる子どもにうつす可能性があります

性感染症にかかっている状態で出産すると、赤ちゃんが産道を通る際にうつしてしまう可能性があります。また授乳によって母乳から感染することもあります。
赤ちゃんが感染症にかかると肺炎や失明を生じやすいだけでなく、死に至るケースもあるのです。
妊娠を希望している、または妊娠の可能性がある女性は、早めに性感染症の治療を済ませておきましょう。

HIV(エイズウイルス)にうつるリスクが高まります

性感染症にかかっている人は、エイズウイルスに感染する可能性が通常の3~5倍になるといわれています。
性器や粘膜に炎症が起きている時は、外からのウイルスに対する抵抗力が弱まっている状態。エイズウイルスも体内に侵入しやすくなっているのです。

コンドームの着用で感染を防げます

性感染症は、あらかじめ防げる病気です。
自分とパートナーの健康を守るためにも、普段から予防を心がけることが大切です。

性行為をしない

もっとも確実な予防法は、性行為やそれに準ずる行為を行なわないことです。

性行為のパートナーを限定しましょう

自分もパートナーもかかっていなければ、お互いにうつる・うつすリスクがありません。
しかし検査を受けていて、「自分が性感染症ではない」と言い切れる人は少ないもの。
性行為の相手が複数いる場合は、うつってしまう可能性は格段に高くなります。感染経路をたどることが難しいため、再感染の危険度も上昇します。

性行為時にはコンドームを使いましょう

性感染症を防ぐためには、コンドームの着用が必須です。
コンドームは避妊目的で活用できるだけでなく、感染症を予防できるという点でも非常に有効。
男性器を膣内に挿入する際はもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでもかならずコンドームを使用し、性器や精液に直接触らないよう気をつけましょう。

不衛生な場所での性行為は避けましょう

屋外や車内、洗っていない寝具といった不衛生な環境で性行為を行なうと、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。
またパートナーの体に触れる際は、指や爪を清潔に保つよう心がけましょう。

定期的に検査を受けましょう

性感染症の中には自覚症状が現れにくい病気もあります。
自分がかかっていないかを確かめるためにも、定期的な検査は大切です。

基本的な性病検査項目は、HIV、クラミジア、淋病、B型肝炎などがあります。
検査は婦人科や泌尿器科、保健所などで受けられますが、「病院へ行くのは恥ずかしい」「忙しくてなかなか時間がとれない」という人は、自宅で使える検査キットを活用しましょう。

性感染症を改善する薬

性感染症にはさまざまな病気があり、原因となるウイルスや細菌によって有効な治療薬は異なります。
正確な病名を確認してから、適切な治療薬を服用しましょう。

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