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多汗症・体臭改善

多汗症・体臭改善

目的別で選ぶ 汗・体臭ケア商品

汗をかくと衣服が濡れたり不快な臭いが生じたりと、日常生活の中で気になる場面は多いもの。
汗によるイヤな臭いを軽減するためには、汗そのものを減らして菌の繁殖を抑えることと汗をかいたら洗って清潔にすることが大切です。

一年を通して汗・臭い対策は必要ですが、汗をかきやすい人とかきにくい人ではケアの方法も異なります。
体の中から発汗をコントロールする飲み薬、汗腺を覆って発汗を抑える制汗剤、抗菌作用のある石鹸を組み合わせ、汗の度合いや悩みに適したケアを行ないましょう。

汗の量を減らしたい 汗の臭いを抑えたい 緊張すると汗をかきやすい
おすすめの商品 プロスパス パースピレックスローション プロポリス石鹸 プレモン石鹸 トフィセーン(グランダキシン・ジェネリック)
プロスパス
(飲み薬)
パースピレックスローション
(塗り薬)
プロポリス石鹸 プレモン石鹸 トフィセーン
(飲み薬)
4,940円
(100錠)
3,140円
(100ml)
2,790円
(75g)
2,510円
(100g)
2,370円
(50錠)
起こりやすい副作用 口喝、便秘など 肌の赤み、かゆみ なし なし 眠気、口喝など
若い医師のイラスト

汗・体臭ケア商品を選ぶコツ

汗の量や匂いが気になるなら、飲み薬+塗り薬+石鹸の併用がおすすめ!
体の内側と外側、両方からケアすることで、汗の悩みを徹底的に抑えましょう。

汗っかきと多汗症の違い

汗には、体温を一定に保つための重要な役割があります。

運動中や食事中、気温の高い日などには、体温が上昇しやすくなります。
しかし人間は、環境の変化に関わらず体温を一定に保つ恒温動物。体温が上がれば、それを下げようとして汗が分泌されるのです。

しかし、暑くないのに汗をかく・手のひらからしたたるほど汗をかくといった場合には、単なる汗っかきではなく多汗症という病気かもしれません。

こんな汗で悩んでいませんか?

  • 脇にいつも汗ジミができてしまう
  • 手汗がひどく、日常生活や学業に支障をきたしている
  • 常にタオルが手放せない
  • 原因はわからないが、6ヶ月以上も大量の発汗が続いている
  • 日中は多量の汗をかくが、寝ている間はあまり汗をかいていない

多汗症は身体機能の不全であり、外的環境や緊張しやすい性格などが原因ではありません。

多汗症の原因

多汗症は、全身に汗をかく全身性多汗症と、手のひらや脇など部分的に汗をかく局所性多汗症の2つにわけられます。

全身性多汗症

全身性多汗症は、ほかの病気が原因で引き起こされます。

リンパ腫、白血病、甲状腺機能亢進症、糖尿病、低血糖、結核、心内膜炎、全身性真菌感染症、カルチノイド症候群、妊娠、閉経、抗不安薬・非ステロイド性抗炎症薬を服用している などが原因

局所性多汗症

精神性発汗(過度な緊張)、味覚性発汗(辛いものを食べた)、末梢神経の損傷 などが原因

局所性が原因の中でも、手のひらに汗をかく手掌多汗症患者は人口の5.3%だと言われています。
そのうち治療を受けている人は10%に満たないと言われており、はっきりとした原因がわかっておらず(原発性多汗症といいます)「そういう体質だから…」と諦めている人も少なくないようです。

多汗症の対策

多汗症の治療は、大きく3段階に分けられます。

1.外用薬(制汗剤)で汗を抑える

塩化アルミニウムの液体を発汗部位に塗り、汗腺を塞いで汗の分泌を軽減します。

使用中の発汗が減少するだけでなく、汗を放出できない状態を長くキープすることで汗を作る細胞が変化・萎縮します。
次第に汗の量が減っていき、塩化アルミニウムを塗らなくても汗が気にならなくなるケースもあります。

2.内服薬で発汗をコントロールする

多汗症の内服薬(飲み薬)として用いられるのは、自律神経に作用する抗コリン薬と緊張をほぐす抗不安薬の2種類です。

発汗は自律神経によってコントロールされています。抗コリン薬は、交感神経に作用するアセチルコリンを抑えることで汗の分泌を減らします。

また大きな緊張や不安が多汗の原因となっている場合には、抗不安薬の併用も有効です。

3.注射や外科的な施術で発汗を減らす

薬だけでは改善がみられない場合には、ボツリヌス注射、イオントフォレーシス、交感神経遮断術といった施術が検討されます。

・ボツリヌス注射
体が汗を出させる信号をブロックし、汗を抑えます。
ボツリヌス菌が作り出す天然のタンパク質を患部に注射しますが、日本で認められているのはワキのみ。手や顔への施術は保険適用外です。

・イオントフォレーシス
手のひらや足などの発汗が多い部位を水道水に浸し、弱い電流を流して汗を抑える保険適用の施術。 8~12回ほど繰り返す必要があります。

・交感神経遮断術
重度の場合は、胸部の交感神経を切断する、または焼くといった手術を行ないます。
ワキの下を数ミリだけ切り、そこからカメラを挿入して神経を切断。施術時間は10分ほどで、保険適用です。

体臭の原因と対策

体臭のもっとも大きな原因は汗による細菌の繁殖ですが、ほかにも加齢・疲労といった体のコンディションや飲食物による影響で不快な臭いを生じる場合もあります。

原因によってケア方法は異なるほか、体臭の現れ方や度合いは体質や年齢、性別によっても左右されます。

適切な対処をするためには、自分の体臭がどのような仕組みで起こっているのかを把握する必要があります。

体臭の原因1|汗・皮脂などの汚れ

汗を出す汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、臭いが出る仕組みが異なっています。

エクリン腺 アポクリン腺
部位 全身(とくに手のひら、足の裏に多い) ワキの下、性器
特徴 体温が上昇したときや、強い緊張を感じた時にかく汗。
汗そのものは無臭ですが、汗に皮脂やアカなどの汚れが付着すると臭いが発生します。
思春期にはとくに分泌量が増加。
特有の臭いがありフェロモンの役割がある一方、ワキの臭いが強すぎる状態を「ワキガ(腋臭症)」といいます。

エクリン腺は体温調整のために汗を分泌していて、汗の成分は水分のほかに塩分やカリウム、カルシウムなどが含まれています。
汗そのものには臭いがありませんが、放置すると皮脂やアカ、外部からの汚れが混ざって菌が繁殖し、やがて臭いを生じます

アポクリン腺は、ワキや乳首、生殖器などに存在しており、タンパク質や糖分、アンモニア、鉄分などを含んでいます。
もともと特有の臭いがあり、異性への性的アピールという役割を果たしています。
しかし臭いが強すぎると異臭となってしまうため、部分的に入念なケアを行なうことはもちろん、外科手術が必要となるケースもあります。

汗の臭い対策

汗による臭いをなくすためには、肌を清潔に保つことが大切です。
こまめに汗を拭く、入浴時には丁寧に体を洗うなど、分泌された汗をきれいに洗い流すことが基本です。

また、塩化アルミニウムを塗布して汗の量を減らす方法も効果的。ワキ汗が多く臭いが強い場合には、汗腺周辺の組織を取りのぞく手術が有効です。

体臭の原因2|飲酒、喫煙、食べもの

・アルコール
お酒を飲んだ翌日に、体からアルコール臭を感じることがあります。
原因は、アルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒトという物質。
代謝が進むとアセトアルデヒトが血液を通して汗腺に送られ、臭いが生じます。
臭いは入浴によって和らぎますが、アルコールが完全に代謝されるまでは再び臭いを感じる場合があります。

・煙草
煙草に含まれるニコチンは、アポクリン腺の汗分泌を促す作用があります。
臭いを持つ汗が増えて体臭が強くなるだけでなく、ニコチンの代謝物が血液によって全身を巡ることでさらにイヤな臭いを生じやすくしてしまうのです。

・食事
肉および肉を使った加工品、乳製品など、タンパク質を多く含む食事は、腸で分解される際にアンモニアを発生するため臭いを生じやすくなります。
また、辛いものを食べた時の汗はアポクリン腺から分泌されるため、臭いリスクが高まります。

これらの3点は、いずれも体に取り入れなければ臭いを予防できます。
マナーの点から、仕事や大切な予定がある前日の摂取は控えておきましょう。

体臭を抑える食事を選びましょう

・抗酸化物質
皮脂が酸化して汗と混ざると体臭になるため、ビタミンC、ビタミンE,アントシアニン、ポリフェノール、などの抗酸化成分を多く含む食材を積極的に摂りましょう。

抗酸化物質を含む食材:緑黄色野菜やフルーツ、ナッツ類、アボカド、ゴマなど

・腸内環境を整える成分
食べたものがうまく消化されないと、腸内でガスが発生しイヤな臭いの原因に。
善玉菌の働きを促す発酵食品や、消化を助ける食物繊維を意識して摂取しましょう。

腸内環境を整える食材:味噌、ヨーグルト、納豆、キノコ類、ごぼう、海藻など

・酸っぱい食べ物
疲れが溜まると体内でアンモニアが生成されやすくなり、体臭の原因になります。
疲労を感じたら、レモンや梅干しなどクエン酸を含む食事を積極的に撮りましょう。

体臭の原因2|加齢や疲労

男女問わず40歳を過ぎると、ノネナールという皮脂に含まれる臭い物質が増加します。
加齢によって抗酸化力(活性酸素を取り除く働き)が低下することで、ノネナールが増えると考えられています。

ノネナールによる体臭は青臭い・油臭いと形容され、頭や上半身の臭いが強くなります。

歳を重ねると、汗の臭い+ノネナールによる加齢臭というダブルの体臭に悩まされるため、体の内側と外側、両方からのケアが欠かせません

体の内側・外側の両方からケア

加齢臭は、表面的なケアだけでは解決できません。
体の内側と外側、双方からのアプローチによって、臭いの軽減・予防に努めましょう。

内側のケア 煙草やアルコールなど、臭いのもととなる嗜好品を減らす
脂質の多い食事は控える
抗酸化作用の強い食べ物を摂る
外側のケア 耳のうしろ、胸元、背中、首などを清潔に保つ
衣服や枕カバー、シーツなど、肌に触れるものはこまめに洗う
入浴時には、シャワーだけでなくお湯につかる

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