プリリジー

効果・効能

プリリジーには、脳内伝達物質・セロトニンの働きを助けることで緊張や興奮でいっぱいになった脳を落ち着かせる効果があります。

早漏の原因はさまざまですが、精神的なきっかけで起きている場合には脳の状態を整えることが大切。
脳が緊張や興奮を感じ過ぎると、射精のタイミングをコントロールすることは難しくなってしまいます。

プリリジーに含まれるダポキセチンは、脳のリラックスを促すセロトニンの濃度を増強し、興奮や緊張を落ち着かせます。
その結果、射精をコントロールしやすくなり、挿入時間の延長が実現します。

服用回数を重ねるごとに早漏改善率が高まります

プリリジーの有効成分・ダポキセチンは、服用量によって早漏改善率が異なります。

膣内に挿入してから射精するまでの時間は、30mg服用時で通常の2.3倍、24週に渡って服用を繰り返した場合には3.6倍まで延長しています。

また60mgの場合、一度の服用で2.8倍、24週に渡って服用を続けると4.3倍まで挿入時間を延長できています。

性器の感度を損なわずに早漏症を改善できます

プリリジーは、世界で初めて認められた内服タイプの早漏治療薬です。

従来の早漏対策といえば、局部麻酔作用がある塗り薬を性器に塗布する方法が一般的でした。しかし性器の感度を低下させるため、性行為の満足度も低下させてしまうのが大きなデメリットでした。

その点プリリジーは、脳の働きに作用するため性器のコンディションに影響することがありません。
性行為から得られる快感はそのままに挿入時間を引き延ばし、早漏を解決できるのがプリリジーの魅力。日本では未発売ですが世界60ヵ国で承認されており、100万人以上の早漏男性が利用しているという実績があります。

用法・用量

プリリジーは服用後1時間ほどで効き始め、90分後に作用のピークを迎えます。
その後、およそ6時間ほど作用が続きます。

1時間前の服用で十分な効果は得られますが、もっとも強く作用した状態で性行為に臨みたい場合には1時間30分前に服用を済ませておきましょう。

食前・食後、いつ服用しても効果に影響はありません

プリリジーの成分は、食事と一緒に服用しても吸収や代謝に影響しないと言われています。
食前または食後など、どのようなタイミングで服用しても、効果の発現や持続時間を左右することはありません。

副作用

プリリジーはセロトニンの働きを増強させるため、とくにセロトニン受容体が多く存在する消化器官での副作用が起こりやすくなります。
時間が経過し、効果が弱まるとともに副作用も軽快していきますが、普段から胃腸症状が出やすい人は市販の整腸剤を併用しても構いません。

アルコールやグレープフルーツは副作用を強めてしまいます

プリリジーの服用前後にアルコールを摂取すると、副作用の発症リスクを高めるだけでなく肝臓に大きな負担を与えてしまいます。

またグレープフルーツに含まれるフラノクマリン酸という成分も、副作用を強める原因のひとつ。
フラノクマリン酸は、ザクロやセロリ、ライムなどにも含まれています。

禁忌・注意

※以下に当てはまる人は、プリリジーを服用してはいけません。

• ダポキセチンに過敏症がある
• 心不全、虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）、心臓弁膜症、房室ブロック、洞不全症候群、躁うつ病、てんかんを患っている
• 起立性低血圧や失神を起こしたことがある
• 遺伝性ガラクトース不耐症、ラップラクターゼ欠損症またはグルコースガラクトース吸収不良症を患っている
• 65歳以上の高齢者

使用上の注意

※以下に当てはまる人は、プリリジーの服用について医師へご確認ください。

• 腎障害がある
• 眼圧が高い
• 出血や血液凝固を起こしたことがある

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「ダポキセチン」