BIHAKUENトレチノインクリーム

効果・効能

BIHAKUENトレチノインクリームは、シミやニキビ、シワといった肌トラブルを改善する外用薬です。
直接肌に塗布するので、サプリメントや薬といった内服タイプの服用が苦手という人に適しています。

有効成分のトレチノインは、皮膚のターンオーバーを促進させる効果があります。
色素沈着したシミ、なかなか治ってくれないニキビ跡といった気になる部分に塗布することにより、古い角質をはがして新しい皮膚を誕生させます。
またコラーゲンに働きかける作用もあるため、肌の機能を活性化してシワの改善も望めるのです。

何もケアをしていない肌は、ターンオーバーするために通常30日以上かかるといわれています。
BIHAKUENトレチノインクリームを使用すると、最短2週間（約14日）で皮膚のターンオーバーが期待できるのです。

用法・用量

使用タイミングは朝晩2回、洗顔後に化粧水を浸透させた後です。
綿棒でクリームをとり、肌に薄く伸ばしながら使用しましょう。化粧水はアルコールが入っているとしみる可能性があるので、アルコールフリーの化粧水を推奨します。
塗布箇所は全体ではなく、ニキビ跡やシミの色素沈着している部位からはみ出ないように薄く塗ってください。

いきなり高濃度のクリームを塗ると体質に合っておらず、ソバカスやシミを増やす恐れがあります。
そのため初めて使用する方は、少ない成分量のクリームから始めてください。

皮が剥け始めたら保湿・紫外線ケアを必ずしてください

BIHAKUENトレチノインクリームはターンオーバー効果により、塗布し始めてから2～3日後に皮膚が剥がれ落ちてきます。
トレチノインによる治療においては、皮剥けは避けられないという臨床データもあります。
皮膚を無理やり剥がそうとするのではなく、自然に剥がれるのを待ってください。

・保湿ケア
新しい皮膚が完成するまで肌のバリア機能が下がり、強い乾燥を伴う可能性があります。市販されているワセリンやベビーオイル等を使用して保湿しましょう。
乾燥が改善しない場合は、夜だけの塗布にしたり3日に1回だけの使用にしたりなどして調整してください。

・紫外線ケア
紫外線ケアでは肌への刺激が少ない、尚且つ紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めを使用してください。

副作用

かゆみやかぶれ、強い乾燥、皮剥けといった副作用は使用初期の2～4週間に生じる可能性があります。

重症化している、または長期化していると感じたら医師による診察を受けましょう。

禁忌・注意

アレルギーの他にも妊娠中、妊娠の疑いがある、授乳中の女性は使用できません。

併用禁忌や注意薬はありませんが、肌が弱い方やアレルギー体質、アトピー性皮膚炎の方は使用を控えてください。
アトピー性皮膚炎の方はもともと肌のバリア機能が弱いため、BIHAKUENトレチノインクリームを使用すると皮膚状態がさらに悪化する可能性があります。
使用したい場合は、医師と相談してください。

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「トレチノイン」