ドラスマ

効果・効能

ドラスマの有効成分・アバナフィルには、血流促進作用があります。
服用するだけで性器周辺の血流量が大幅に増え、スムーズな勃起と硬さの維持を可能にします。

EDの原因は、酵素・PDE-5（ホスホジエステラーゼ）による血流の阻害。
本来であれば、性欲を感じたり性的刺激を受けたりすると、血流を増やす物質・サイクリックGMPが増えます。

ところがEDの人はPDE-5の活性が強く、サイクリックGMPが分解されてしまいます。
性欲を感じても性器が硬くならないのは、サイクリックGMPが足りず血行促進が起こらないため。

ドラスマの服用によってPDE-5を阻害することで、性器の血行促進およびスムーズな勃起を実現します。

また、ドラスマはED治療薬としては比較的新しく、即効性と持続性、副作用リスクのバランスがよく、使いやすい商品です。

用法・用量

ドラスマ1錠あたり、有効成分・アバナフィルが100mg配合されています。
摂取の推奨量は50～200mg。
1錠で効果が乏しく感じる場合には、次回の服用から2錠をお試しください。

ただし、服用と服用の間隔は24時間以上とされています。
1錠では効きが弱いからといって、数時間以内に追加服用してはいけません。

食後に服用する際は、消化しやすいメニューを選びましょう

ドラスマの服用タイミングは、食前・食後の指定がありません。
有効成分の吸収や代謝が早いことから、食事によって効果発現が妨げられる可能性が低いとされています。

しかし、脂質やカロリーが高い食事と同じタイミングで服用した場合には、効果の度合いを示す最高血中濃度が39％ほど下がるという報告があります。
ドラスマの効果を十分に得るためには、なるべく食前または空腹時に服用しましょう。

食後にドラスマを摂取する場合には、脂質が少なく消化しやすい料理を選ぶことと、食後2時間以上経ってから服用することを心掛けてください。

副作用

ドラスマの血行促進作用は全身におよぶため、性器以外の部位では副作用として症状が現れます。
いずれも数時間で軽快していきますが、頭痛や鼻づまりなどを抑えたい場合には市販薬を併用してください。

重大な副作用を生じる可能性があります

発症頻度はごくまれですが、持続勃起（プリアピズム）やアナフィラキシー、肝機能障害などの重い副作用を生じる可能性があります。

・持続勃起
痛みを伴う勃起が4時間以上続く

・アナフィラキシー
発疹・発赤、呼吸困難などのアレルギー反応

・肝機能障害
全身の倦怠感、むくみ、黄疸など

体調の変化に留意し、異変に気づいたら医療機関へ相談してください。

禁忌・注意

ドラスマの服用が禁止されている人

• 硝酸剤（狭心症の治療薬）、リオシグアト、sGC刺激剤（肺高血圧症の治療薬）などを服用している
• CYP3A4阻害薬（抗真菌薬、抗生物質）を服用している
• アバナフィルにアレルギーの既往歴がある
• 過去に脳梗塞・脳出血、心筋梗塞を発症したことがある
• 重度の肝機能障害または腎障害がある
• 心臓に持病があり、性行為自体が不適切である
• 不安定狭心症、未治療の高血圧症、網膜色素変性症を患っている

ドラスマの服用に注意が必要な人

• 65歳以上の高齢者
• 陰茎に欠陥がある、損傷している
• 肝障害または腎障害がある
• 鎌状赤血球性貧血や多発性骨髄腫、白血病を患っている
• 出血性疾患もしくは消化性潰瘍を患っている
• ほかのED治療薬を服用している

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。