フィンペシア＆ノキシジルセット

効果・効能

【セット内容】

【フィンペシア】
フィンペシアはフィナステリドを有効成分に持つプロペシアのジェネリック医薬品です。

AGAは男性ホルモン・DHTによって起こります。
DHTが毛根にある細胞と結合することで毛髪へと抜けるように指示を出し、指示を受け取った毛髪は成長途中であっても抜け落ちてしまいます。
DHTの数が多ければ多いほど抜け落ちる毛髪が増え、抜け毛・薄毛が進行していくのです。

フィンペシアはDHTの生成を阻害します。
DHTの数が減ることで、指示を受ける毛髪も減少。抜け落ちる髪が減り、髪は通常どおりの成長が行えるため、AGAの進行を食い止めることができます。

▶フィンペシアの商品ページ

【ノキシジル】
ノキシジルはミノキシジルの経口薬です。
太く丈夫な髪をキープするには、髪を育てる栄養が必要不可欠です。
ミノキシジルは血管拡張作用があり、栄養を豊富に含んだ血液を頭部の隅々にまで運びます。
栄養を受け取った髪の毛は十分に成長し、太く丈夫な毛髪となるのです。

フィンペシア＆ノキシジルセットは、抜け毛から頭部を守るフィンペシアと髪の成長を促すノキシジルで効率的にAGA治療が行えるのです。

▶ノキシジルの商品ページ

用法・用量

フィンペシアとノキシジルはともに、1日1回1錠を水またはぬるま湯で服用します。

初めて服用する人は、フィンペシアは0.2mg、ノキシジルは2.5mgから服用を始めましょう。
効果をあまり感じられない人のみ、フィンペシアは1mg、ノキシジルは10mgまで増量可能です。
ピルカッターを使って錠剤をカットすると、簡単に服用量を調整できます。

毎日決まった時間に服用しましょう

フィンペシアとミノキシジルは食事の影響を受けないため、服用時間に決まりはありません。
しかし、有効成分の血液中の濃度を一定に保つことで安定した効果が得られるため、毎日同じ時間での服用が推奨されています。

飲み始めは、アラームやリマインドを設定しておくと飲み忘れを防げます。
飲み忘れてしまった場合は、気づいた時にすぐ忘れていた分を服用しましょう。
ただし、その日の服用時間が迫っている場合は、飲み忘れ分は服用せず通常どおりその日の分のみ服用してください。
一度の服用で2回分を服用してはいけません。

アルコールと飲んではいけません

ノキシジルには、血管拡張作用があります。
アルコールも同様に血管拡張作用があるため、併用してしまうと急激な血圧低下を招いてしまう恐れがあります。

ノキシジルを服用する際にはアルコールを避けてください。
どうしてもお酒を飲まないといけない場合には、少量に抑えておきましょう。

副作用

フィンペシアは男性ホルモンに作用するため、性機能に関する副作用が見られやすくなります。
しかし、発症率は性欲低下が1.1％、勃起不全が0.7％と低いため、過度に心配する必要はありません。

ノキシジルは血行を良くする作用があるため、頭痛や動悸といった症状が多く報告されています。
症状が重い・長く続く場合には、服用量を見直しましょう。

服用開始1ヵ月ほどで抜け毛が増えます

服用を開始して数週間～1ヵ月が経過すると、抜け毛が増えるケースがあります。
これは初期脱毛といい、乱れていた毛周期が薬の効果によって元に戻り、古い毛髪と新しい毛髪が生え変わることで起こる副作用です。

正しく効果が得られている証拠であり、1～3ヵ月ほどで抜け毛は治まります。

服用中は全身の毛が濃くなります

ノキシジルの血管拡張作用は頭部だけでなく全身に及びます。
そのため、全身の毛が栄養を受け取ることになり、ひげや腕、足、脇など体中にある体毛も濃くなります。
これを多毛症といいます。

ノキシジルの服用を止めると多毛症も落ち着きますが、AGAは進行してしまいます。
多毛症が気になる人は、比較的多毛症が起こりにくいミノキシジル外用薬への変更を検討しましょう。

禁忌・注意

DHTは、成人男性にとってはAGAの原因となりますが、未成年の男児には生殖期の形成に必要なホルモンです。
そのため、未成年の男児はもちろんのこと、妊娠中・授乳中の女性も服用できません。
フィンペシアは経口服用だけでなく皮膚からも吸収されるため、服用する男性は男児や女性が触れないように注意しましょう。

ノキシジルは血管拡張作用があるため、同じ作用を持つED治療薬や血管収縮作用を持つ消炎鎮痛剤・片頭痛薬との併用は禁止されています。

フィンペシアを服用中は献血を受けられません

日本赤十字社はフィンペシアを服用中または服用中止後1ヵ月間の献血は受け付けていません。

フィンペシアを服用すると成分が血液中へと溶けます。
献血で採取した血液は男児や女性に輸血される可能性があり、フィンペシアの成分が入った血液が輸血されてしまう恐れがあります。
また、服用を中止しても血液中にはしばらく成分が残っているため、フィンペシアを服用中または服用を中止後1ヵ月間は献血が受けられないのです。

参照

フィンペシア＆ノキシジルセットの副作用、禁忌・注意について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「献血をご遠慮いただく場合｜東京都赤十字血液センター｜日本赤十字社」

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「プロペシアル」
• フリー百科事典 ウィキペディア「フィナステリド」
• フリー百科事典 ウィキペディア「ミノキシジル」