ミントップ

効果・効能

ミントップは、ミノキシジル5％が配合されたAGA（男性型脱毛症）の外用薬です。
血流を改善して発毛を促進します。

髪の毛を作る毛母細胞に送られる酸素や栄養は、血液によって運ばれます。
そのため頭皮に流れる血液が不足すると、毛母細胞は栄養不足に陥り髪の毛の成長は停止。
髪の毛が抜け落ちてしまい、なかなか新しい髪の毛が生えないという状況を招いてしまうのです。

ミノキシジルには血管を拡張して血行を促進する作用があります。
血流が活発になると酸素や栄養が毛母細胞まで行き渡り、髪の毛の成長が促されます。

また、栄養が豊富になった毛母細胞は髪の毛の成長期を伸ばすため、健康で強い髪の毛の発育をサポートします。

ミノキシジル5％を6ヶ月間使用した場合の薄毛改善率は90％です

ミノキシジル5％製剤を長期に渡って使用した臨床試験があります。
6ヶ月間（24週）経過後、「AGAが改善した」と回答した被験者は90％です。
また1年間（52週）経過後のAGA改善率は98％でした。

臨床試験で使用したものと同じミノキシジル5％を含むミントップも、同等の効果が得られます。

用法・用量

ミントップは、スプレータイプとスポイトタイプの2種類のノズルが付属されています。

・スプレーで塗布する場合
頭皮から約5cm離して、計5回プッシュして塗布します。

・スポイトで塗布する場合
1mlの目盛りまでミントップを吸い取り、頭皮に塗布します。

どちらのノズルを使用した場合でも、塗布したら頭皮をマッサージしながら薬液を馴染ませてください。
塗布後は薬液を浸透させるため、最低でも4時間は洗い流してはいけません。

また、夜の使用時は顔に薬液が垂れるのを避けるために就寝の2～4時間前に塗布して、完全に乾かしてから布団に入りましょう。

炎症や傷がある箇所は、皮膚症状を悪化させるおそれがあるため使用を避けてください。

スプレータイプとスポイトタイプを使い分けると効率よく塗布できます

スプレータイプとスポイトタイプは、頭皮の状態や箇所によって使い分けると塗布する際の負担が軽減できます。

副作用

直接塗布するため、頭皮の痒みや赤みなどの皮膚症状が多く報告されています。

また、成分が目に付着すると刺激を感じる恐れがあるため、塗布の際は注意が必要です。
万が一、成分が目に付着した場合はただちに水またはぬるま湯でしっかり洗い流してください。
刺激や違和感が残る場合は医師の診察を受けましょう。

使用開始から10日～1ヶ月の間に脱毛がみられる場合があります

ミントップが作用し始めると、新たな髪を生やす準備を整えるために、古い毛が抜け落ちて一時的に抜け毛が増える場合があります。
脱毛は薬が作用している証拠で、1～3ヶ月程度で治まります。
作用を維持させて新しい髪の毛を生やすためにも、ミントップの使用を継続しましょう。

禁忌・注意

以下に該当する人は、ミントップを使用できません。

• ミントップの成分にアレルギーがある人
• AGA以外の脱毛症、原因不明の脱毛症の人

また以下に該当する場合は、ミントップを使用する前に医師に相談してください。

• 高血圧、低血圧
• 心臓や腎臓に障害がある
• 家族にAGAを発症している人がいない
• 65歳以上の高齢者
• 甲状腺機能障害がある

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「ミノキシジルローション5％」
• フリー百科事典 ウィキペディア「ミノキシジル」